20年間美容師をやっていて、今ほどこの「DM」手書きのメーセージ、

言葉の力を感じたことはありませんでした。

 

今も昔も変わらず、美容室から送られてくる ダイレクトメッセージ 「DM」

 

一人一人、お客様を思い浮かべながら一枚一枚書いていく、この事が自分の思いを伝え、受け取ってもらえる手段なんだと、気づかされる出来事がありました。

 

今まで、あまり書いてこなかったのが正直なところです。

 

自分に色々と理由をつけて書くことから逃げていただけだと思いますが…

 

字が綺麗でないとか、一人で全部書くのは大変だから、時間がないから、他にもやる事があるしなど、

自分の事ばかりでした。

 

それでも、来てくださる優しいお客様に甘えてたのだと思います。

 

今回、新型コロナによるパンデミックのさなか、お客様がどうしておられるか…

お変わりなく元気にしておられるか、ヘアスタイルの事でお困りでは無いかなど、いろんな心配がありました。

 

長く担当させて頂いてたり、定期的に来てくださってい方だと、お客様としてよりは身内を心配してしまう様に、気になってしまいます。

 

美容師という仕事は、そのくらいお客様のパーソナリティーに踏み込んだ仕事だと思っています。

 

その大切なお客様に贈るメッセージ

 

僕自身がすべて書かなければ、1ミリも意味が無いし何にも伝わらないなと、

心から思ったので、

意を決して(大げさですがw)すべて自分一人で書くことのにしました。

 

思ってた以上に時間がかかり、くる日もくる日もとにかくお客様を思い浮かべながら書き続けました。

 

最後の1枚を書き終えて、達成感というよりは…

こんな大切な事を人に任せたり、メッセージも書かずに送っていた事に

心底情けなく、恥ずかしい思いになりました。

 

何百枚あろうが、今後は1枚たりともスタッフに書いてもらうべきではないと心から思います。

 

発送したし週の次の週末、非常事態宣言が解除になった事もあると思いますが、来てくださるお客様のほとんどが、DMを送った方でした。

 

「迷ってたけど、行ってもいいんだなと思って」

 

「感染予防しっかりして下さってるみたいなんで」

 

「メッセージ嬉しかったので」

 

など

  

沢山お言葉を頂けました。  

 

涙がでそうになるくらい嬉しかったです。

 

思いを込めたメッセージは、ちゃんと伝わるものですね。

 

こんな事は、はるか昔に気付いておくべき事だと思います。

 

むしろ、そんな事も気づけなかったの??って言われちゃいそうですねw

 

言葉の大切さを実感すると共に、お客様との向き合い方に美容師21年目にして、初心に立ち戻れる機会をもらえた事とお客様のお言葉に感謝の思いです。

 

それと、まだまだ続くであろう新型コロナの影響に私たちの最大最善で立ち向かいながら、ご来店いただける全てのお客様が安心して店内で過ごして頂ける様に、緩むことなく感染対策を続けて営業していこうと思います。

 

それが、私たちがお客様に対して出来る最大の感謝の意思表示だと思っています。

 

窪田 政光